案外そうかもね

そうだったりそうじゃなかったり

ネイティブADについて中の人が考えてみる2

時間を空けてしまったけど、途中で放り出すのも

気持ち悪いので、続きを書いてみる。

 

前回はネイティブADはPR会社の成果(露出量)水増しニーズという

締め方をしてきた気がする。

 

そもそもどういう着地をしようと思っていたのか忘れている。

件名も「ネイティブADについて考える」だから、

「どうあるべきか」「今後どうなるか」とか

どうにでも着地できるのだが、解決策は見つかっていない。

まだまだ迷走中だ。

 

でもなるべく考えていきたい。

 

ネイティブADの目的って、広告商品の認知度向上だったり、

販促だったりPRだよね。これは本来の広告の役割の通りだ。

 

けど広告って見られない前提だから、なるべく見られたい

広告主とメディア側は、コンテンツっぽい形で広告を配信する。

 

すごく騙してる。もちろん、プレスリリースを起こしたりもするから、

単純に注目が集まる商品やサービスはコンテンツとしても成立する。

 

けど、さほど特長がない商品やサービスは、メディア側もまるで

取り上げないから、広告という形になる。

 

そういう広告(PR会社)に限って、コンテンツとは相反する

商品の魅力をぐいぐい押したがる。結果、面白くなくなったり、

広告ってバレたりする。

 

つくってるこちらとしては、ある程度迎合もしなければならないし、

とっとと終わらせたいから、簡単に魂を売ってweb界に漂流物を放流してしまうのだ。

 

最近の勝ちパターンといえば、

ハンバーグバーグや、LIG、ライブドアニュースあたりだろうか。

それも一時期の勢いはないかもしれないけど。

 

これは広告ですって、前提があっての適度な「ふざけ」。

ユーザーに対して価値を提供するという媒体側の責任と、

広告主の商品を魅力的に扱う、という双方のメリットが成立している。

 

日本の広告主は保守的だから、それもなかなか理解され辛い事を考えると、

表現はもちろんだが、それを通すというところの凄さを感じる。

 

ブランディングとバズの実績が成せる業だよね。

そこまでもっていったのもすごい。

 

そういうコンテンツの作り方は、

これからもまだまだ伸びそうな気もする。

 

編集が作ったコンテンツを企業側がオウンドメディアで

二次利用するケースも増えてるしね。

 

東洋経済とか勢いのあるメディアも、やっぱ質はある程度担保されてるし。

 

やっぱ雑誌えあぶれた人をwebに連れてきて、

マネタイズとコンテンツの両軸ってのが硬い線かなー。

 

と、ネイティブADからメディア運営の話にシフトしてきたけど、

性格的にユーザーを騙すとかをなるべくしたくなくて

じゃあやっぱりコンテンツ作成力あげるしかなくて、

それには遠回りはないよね。

 

と、締めくくっておきます。